
なかなか治らない過敏性腸症候群のつらい症状に
うんざりしていませんか?
●パーツセラピー
パーツセラピーは当センターの中心的なセラピーです。パーツセラピーでは人の心は一つではなく沢山の部分から成り立っているという考え方がベースにあります。哺乳類が危機に直面した時は、まずは戦うか逃げるかの反応をしまう。でも戦うことも逃げることもできない状態になると凍りつき(シャットダウン)反応をとります。特に歩くこともしゃべることもできない乳幼児は泣くことしかできないので凍り付きの状態になりやすいのです。この時の感情を処理できないと、解離という技を使って、その感情を受け持ってくれる人格を作り出すのです。パーツセラピーではこの人格をパーツと呼びます。
このようなパーツたちができる状況は3通りあります。
1,周りの環境に合わせて上手く振舞えるようになるため。小さな子供でも図書館など静かにしなければならない場面でそれが出るのはパーツのおかげです。
2,親やその他身近にいる大人のエネルギーを取り入れたとき。特に両親ですが、その親が良い悪いに関係なく子供は親を見本にします。親の見方で自分を見たり、他人や社会を見るようになります。
3,トラウマを経験したとき。辛いトラウマの感情(怒り・恐怖・恥など)を受け持ってくれる人格を作り出し、普段は解離させておくことで日常生活を送れるようにします。
そしてこのようにして人は沢山のパーツ(副人格)を持つようになります。親切で優しい人格もあれば、意地悪で冷たい人格があったり、大人っぽくてしっかりした人格もあれば、子供っぽくてわがままな人格もあったりします。そしてパーツ同士が意見が合わずに葛藤することがあります。(痩せたいパーツと沢山食べたいパーツや思いっきり羽目を外したいパーツと真面目なパーツなど)パーツ間の葛藤があるため、ダイエットが失敗したり、生き辛さを感じたりするのです。またパーツ間の葛藤で頭痛になる人もいます。
パーツの中には排除してしまいたいと思うパーツもあるでしょう。しかし悪いパーツというものは一つもありません。どのパーツにも肯定的な意図があるのです。パーツセラピーではこれらのパーツを排除するのではなく、これらのパーツを認めてあげ、自分の代わりに受け持ってくれた処理できなかった感受を開放させ、もっと肯定的な新しい役割を与えていきます。パーツセラピーはトラウマ解決だけでなく、アレルギーや自己免疫疾患などにも良い結果で出ているとの研究報告もあります。

ジェイミー・フェルドマン博士は「臨床ヒプノセラピー」の分野で博士号を保持されているヒプノセラピストです。重度のトラウマや精神疾患のクライアントの臨床経験が30年以上にも渡る実力派です。パーツセラピーのパイオニアであり。IH(国際催眠連盟のメディカル。デンタル部門のチーフディレクターであり、同連盟から2001~2005年の間毎年賞を授与されています。私のおこなっているパーツセラピーはジェイミー博士から直接指導して頂いたものです。
■パーツセラピーではクライアントを病気の人として扱うことは御座いません。
・当センターにご相談に来る人たちの多くは、病院で診断を受け、様々な病名をつけられてやってくる人たちが大勢います。うつ病、不安障害etc・・よく「私は(病名)なんですけど催眠で良くなりますか?」といったようなお問い合わせをいただくのですが、私は医師免許を持った医者でもなければ、心理学の専門教育を受けた公認心理士でもありません。ただの民間の催眠家ですので、病気の診断をしたり、病名に対する治療行為などは一切できません。では病名をつけられた人たちをお断りするのかというとそうでは御座いません。パーツセラピーでは、症状や問題行動を病理学的に分析するのではなく、こうした症状や問題行動は、問題を解決し、それに対処し、安全を確保し、生き残るための自然な努力であるとみなします。このようにパーツセラピーでは、医療機関で受ける診断名について独自の理解があり、パーツモデル独自の理論に沿ってセラピーをおこなっております。
・うつに対するパーツモデル
うつは未処理の感情を持つインナーチャイルドがうつを味わっています。人は幼い時に、対人関係に限らず、何らかの理由で恥ずかしいと感じさせられると、小さい子供は「自分は愛されない」とか、「自分には価値がない」などといった、圧倒を引き起こすような脅迫的な信念を持つ傾向があります。また圧倒的に恐ろしく、忍耐の許容範囲を超える体験をすると、幼い子供は自分の価値が奪われたように感じます。このインナーチャイルドが有毒な信念や感情を持って意識レベルに上がってこないように、警戒するパーツが出来上がり、うつや不安を増幅します。このパーツによってインナーチャイルドは永遠に孤独な状態で忘れ去られ、過去にとどまったままになってしまいます。解離させられてしまったインナーチャイルドは助けを待ち望んでいます。同じ鬱でも原因は1つではありません。弱いインナーチャイルドを許せないパーツが絶え間なく攻撃し、恥をかかせることで鬱にしているのかもしれません。または傷ついているインナーチャイルドを守ろうとするパーツが鬱状態を引き起こすことで家にいるように仕向けているのかもしれません。
・身体症状に対するパーツモデル
未処理の感情的な痛みを抱えているインナーチャイルドが、意識レベルに現れないようにするために、痛みで気を反らそうとするパーツがあります。このパーツは圧倒されてしまうような感情を味わうくらいなら痛みを感じている方がましだと考えています。原因不明の頭痛、肩こり、腰痛、慢性疲労など様々あり、次第に大きな病気に繋がることもあります。
・原因不明の身体の不調に苦しんでいる
・自分を恥じている
・憂鬱な気分になることが多い
・自己嫌悪に満ちている
・消極的過ぎる
・良い子になりすぎる
・過剰に他人の世話をする
・自分を犠牲にすることが多い
・自分より他人を優先する
・自分に罪悪感がある
・人とのつながりを過剰に求める
・他人に優しさを求める
・愛を渇望しすぎる
・別れを過剰に恐れる
・特定のことに怒りを感じる
・特定のことに批判的になる
・自分を傷つける
・人と距離をとろうとする
・過剰に用心深い
・見られることを嫌がるetc
パーツセラピーは上記のようなことでお悩みの方の助けになれます。